M!LK「イイじゃん」を聴いて、「サビはどこ?」と感じた人も多いのではないでしょうか。
SNSでは「ビジュイイじゃん」の切り抜きだけで目にすることが多いため、歌番組などで改めてフル尺で聞くと、印象が大きく変わります。
明るくポップな曲調が続いた後、低温が響く無機質なテクノサウンドへ移行することで、楽曲の空気感が大きく変わります。
メンバーの吉田仁人さんも「違う曲をガッチャンコさせたみたい」と語っており、それほど構成の切り替わりが印象的だといえます。
この記事ではM!LKの楽曲「イイじゃん」がなぜ独特な楽曲構成になっているのかを、流行している音楽の傾向やSNSの反応をもとに考察していきます。

aespa『Whiplash』と似ている?
M!LK「イイじゃん」は、aespa『Whiplash』と似ているとSNSで話題になっています。
aespa『Whiplash』 2024年10月21日 配信開始
M!LK『イイじゃん』 2025年2月17日 先行配信開始 2月14日「ティザー第1弾公開」
aespa『Whiplash』が配信された約4か月後に、M!LK『イイじゃん』の新曲情報が出た形になります。
楽曲のメロディ・リズム感が近年のK-POPで流行しているサウンドと似ていると感じる人がいるのも、こうした時代背景を踏まえると不思議ではありません。
K-POP由来のサウンド感を取り入れた結果似た印象を受けた可能性も考えられます。
なぜ「サビが分からない」と感じるのか
サビはどこ?と感じてしまうのは、この曲がいわゆるJ-POPの王道である「Aメロ→Bメロ→盛り上がるサビ」という展開を、あえて採用していない構成だからだと考えられます。
「ビジュイイじゃん」の部分は、メロディを聴かせるいわゆるサビというより、短いフレーズを繰り返す、音楽用語でいうと「フック(Hook)」に近い役割です。
盛り上がるはずのタイミングで歌が引き、無機質なサウンドだけが前面に出るため、聴き手は自然と「ここがサビなのか?」と迷ってしまう人が多いのかもしれません。
「ビジュイイじゃん」以外は別の曲?と感じる理由
メンバーの吉田仁人さんもインタビューで「違う曲をガッチャンコさせたような衝撃」と語っています。
Aメロ・BメロはいつものM!LK(王子様)なのに、サビで突然aespa風のテクノが降ってくる。
この不思議な構成こそが、中毒性を生み逆に何度も聞きたくなるので不思議です。
TikTok発の流行曲では、よくある構成(=バズりやすいパート重視)といえます。
「イイじゃん」はバズ前提で作られた”今の曲”
切り抜き文化と相性が良すぎた。
だからこそ、フルで聴いたときの印象にギャップが生まれた。
SNSで流行る一部分だけを知っていると、フルで聴いたときに違和感を覚える「イイじゃん」は、そんな今の音楽の聴かれ方そのものを映した楽曲なのかもしれません。
まとめ
ここまでM!LK「イイじゃん」の構成について見てきました。
この楽曲は挑戦的な構成だからこそ印象に残る良曲であることは間違いありません。
M!LKが紅白歌合戦への出場を決めたことも含め、今後のパフォーマンス・楽曲に改めて注目したいと思います。


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