aespaのメンバー・ニンニンをめぐる「キノコ雲のランプ問題」は、日本国内で大きな波紋を広げました。
出場停止を求める署名活動が行われるほどの炎上となった一方で、NHKは紅白歌合戦への出演を継続する判断を下しています。
これに対し、「なぜ出演させるのか」「問題視されているのに出場できるのはなぜか」と疑問を抱いた人もいるのではないでしょうか。
本記事では、是非を断定するのではなく、”NHKがどこを問題” とし、”どこを問題としなかったのか” という視点から、aespaが紅白出場に至った経緯を考察していきます。

aespaのニンニンのランプ問題とは
aespaのメンバー・ニンニンをめぐって注目を集めたのは、SNS上に投稿されたとされるランプの写真でした。
そのランプの形状が、日本では原爆投下を連想させる「キノコ雲」を想起させるとして、一部のユーザーから問題視される声が上がりました。
この投稿をきっかけに、日本のSNSを中心に、
「原爆を連想させる表現ではないか」「日本の歴史的背景を考えると不適切ではないか」
といった意見が拡散し、議論が広がっていきました。
この件はやがて、ニンニン個人の問題にとどまらず、aespa全体、さらには紅白歌合戦への出場可否にまで話題が広がり、出場停止を求める署名活動が行われるなど、大きな注目を集める事態となりました。
実際に、反対署名(出場停止を求めるオンライン署名)が12万件を超えていると報じられています。
また、この署名活動は国会の場でも取り上げられ、NHK側に説明を求める質疑が行われたという報道もあります。
NHKが ”出演取消し” に踏み切らなかった理由とは?
「出さない判断」もリスクだった可能性
NHKが出演取消に踏み切らなかった理由には、別のリスクを避ける意図があった可能性も考えられます。
紅白歌合戦は、日本国内向けの音楽番組であると同時に、海外アーティストも参加する国際的なイベントとしての側面を持っています。そのため、外国人アーティストの出演を取り消す判断は「排除」や「差別」と受け取られるリスクも伴います。
今回のケースでは、
- 法律違反や明確な規則違反ではない
- 本人がランプの意味を理解して意図的に投稿したのかは不明
(悪意があったかどうか)
そのため、NHKとしても「本人が悪意を持って行った」と断定できず、出演を取り消す決定には慎重になる必要がある。
また、出演を取り消せば「世論の声に押された判断」や「過剰な世論迎合」など、世論の声に過剰に反応することによる批判といった別の批判が生じる可能性もあります。
NHKにとっては、
- 出演させても批判される
- 出演させなくても批判される
という、いわばどちらを選んでもリスクが残る局面だったと考えられます。
その中で選ばれたのが、出演を継続しつつ、問題については一定の距離を保つという判断だったのではないでしょうか。
これは、賛否を生む決断である一方で、NHKが「管理可能は範囲の炎上」として受け止めた結果とも読み取れます。
まとめ
今回の件では、署名活動やSNSでの強い反発にも関わらず、NHKは出場を継続する判断を下しました。
投稿されたランプ自体は、法律違反ではなく、悪意があったかどうかもはっきりしていません。
そのため、NHKは出場取消に踏み切る明確な理由がなかったと考えられます。
批判の声もありますが、番組側の事情や判断を踏まえて考える必要があるのかもしれまん。
こうした状況の中でも、番組は国内外の多くの視聴者に音楽やパフォーマンスを届ける場となっています。
炎上や議論が起きても、紅白で届けられる音楽やパフォーマンスの魅力は変わらず、多くの人に感動を与えてくれると信じたいです。


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